山路監督退任!太陽誘電に吉村啓新監督! 男子平林金属監督からJDリーグへ

太陽誘電 山路典子監督

平林金属株式会社は12月4日付のリリースで、男子ソフトボール部吉村啓監督の退任を発表しました。
今後は、女子ソフトボールの指導者としてJDリーグ太陽誘電の監督に就任されるとのことです。

女子ソフトボール界としては長年太陽誘電の指揮をとってきた山路典子監督の退任は大きな衝撃です。
ここ数年の主力選手の移籍や今年東地区最下位という結果から責任を取らざる得なかったのかも知れませんがかなりショックを受けるファンも多いのではないかと思います。私もその一人です。
今後のことについては太陽誘電からの発表を待ちたいと思います。

山路典子監督

Wikipediaより)
山路 典子(やまじ のりこ)
1970年9月17日生
兵庫県出身
女子ソフトボール選手(捕手)・指導者。
太陽誘電ソルフィーユ監督。
2000年シドニーオリンピック銀メダリスト
2004年アテネオリンピック銅メダリスト

日本リーグ1部の太陽誘電で1989年から2010年まで選手としてプレー。
その間、多くのシーズンで監督兼任・コーチ兼任などを経験した。
2011年以降は監督専任。

日本代表選手としても、オリンピック(1996年・2000年・2004年)や世界選手権(1994年・1998年・2002年)といった主要国際大会に数多く出場。

2022年7月に台湾の台北で開催された世界野球ソフトボール連盟(WBSC)総会において、現役選手時代の活躍が評価され、選手部門における国際ソフトボール殿堂入りを果たした。

吉村啓監督

リリース文面より)
吉村監督は、男子ソフトボール部が創部された2002 年に当社に入社。
初代主将を務め、2007 年から選手兼監督に就任。
翌年の日本リーグ決勝トーナメントでの初優勝を皮切りに、数々の大会でチームを日本一に導き、チームの礎を築くとともに、男子ソフトボール競技の発展にも尽力してきました。

また、これまでにチームから 10 人以上の日本代表選手を輩出し、自身も2022 年のワールドカップでヘッドコーチを務めるなど日本代表活動にも大きく貢献しました。

吉村監督は、2024 年12 月末に当社を退社し、女子JD リーグ「太陽誘電ソルフィーユ」の監督に就任
します。尚、後任の監督には、内野手の鳥山 和也が選手兼監督として引き継ぎます。

吉村 啓(よしむら・ひろし)監督 プロフィール
【生年月日】:1976 年 11 月 14 日(48 歳)
【 出 身 】:沖縄県
【 出 身 校 】:中京大学
【主な成績】 :
日本リーグ優勝(12、15、16、17、18、19、21、23 年)
※東西2 リーグ制、レギュラーシーズン1 位含む
日本リーグ決勝トーナメント優勝(08、12、15、18、19、21 年)
2020 日本リーグトーナメント優勝
全日本クラブ選手権優勝(11、16、18、19、21、22 年)
全日本総合選手権優勝(11、12、16、17、24 年)
国民体育大会優勝(18、22 年)

【経歴】
2002 年:平林金属株式会社入社、男子ソフトボール部の初代主将に
2007 年:男子ソフトボール部監督に就任(選手兼任)
2008 年:日本リーグ 決勝トーナメントで初優勝
2011 年:全日本クラブ選手権 優勝、全日本総合選手権 優勝
2012 年:全日本総合選手権 優勝、日本リーグ<西日本> 優勝、日本リーグ決勝トーナメント 優勝
2015 年:日本リーグ<西日本> 優勝、日本リーグ決勝トーナメント 優勝
2016 年:全日本クラブ選手権 優勝、全日本総合選手権 優勝、日本リーグ<西日本> 優勝
男子U19 日本代表アシスタントコーチ就任、世界男子ジュニア選手権 優勝
2017 年:全日本総合選手権 優勝、日本リーグ<西日本> 優勝
男子TOP 日本代表アシスタントコーチ就任
2018 年:全日本クラブ選手権 優勝、国体成年男子 優勝、日本リーグ<西日本> 優勝、
日本リーグ決勝トーナメント 優勝
2019 年:全日本クラブ選手権 優勝、日本リーグ 第1 位、日本リーグ決勝トーナメント 優勝
男子TOP 日本代表アシスタントコーチ就任、世界選手権 準優勝
2020 年:2020 日本リーグトーナメント 優勝
2021 年:全日本クラブ選手権 優勝、日本リーグ 第1 位、日本リーグ決勝トーナメント 優勝
2022 年:全日本クラブ選手権 優勝、国体成年男子 優勝
男子TOP 日本代表ヘッドコーチ就任
2023 年:日本リーグ 第1 位
2024 年:天皇盃全日本総合選手権 優勝
男子TOP 日本代表アシスタントコーチ就任


【コメント】
2002 年より平林金属男子ソフトボール部でプレーさせていただき、2007 年よりプレーイングマネージャーとして 18 シーズン戦ってきましたが、この度卒業する事になりました。
長い間、地域の方々や会社のみなさま、また、国内外からもたくさんのご声援をいただきました。
本当にありがとうございました。

この18 年間は、とても充実した時間であり、仕事やソフトボールにおいて唯一無二の先輩や仲間に出会えました。
仕事とソフトボールを両立しながら結果を求めてきました。
「育てながら勝つ」「チームで勝つ」をテーマに掲げて、苦難も多い中、選手が育つ嬉しさや勝つ喜びを感じ、チームで共闘してくれた時間は、私にとって最高の宝物となりました。

2025 年より吉村から鳥山にバトンを渡す事になりますが、これまで以上に皆さんの熱い応援が必要になります。
「鳥山監督になって更に強くなったね」と言われるようになるのが本望です。

最後になりますが、雑草・吉村を育ててくれたファンのみなさま、サポートを続けてくれている家族、球友のみなさま、そして会社のみなさま、本当にありがとうございました。

私は新たなチャレンジを続けていきますので、引き続きご声援の程宜しくお願いいたします。
見かけたら気軽に声をかけてもらえると嬉しいです。本当にありがとうございました。

©️平林金属ソフトボール部