宇津木妙子氏、WBSC最高位の名誉『ゴールデンダイヤモンド勲章』を受章

世界が称えた60年の功績と、ソフトボールへの情熱
2025年10月16日からタイ・バンコクで開催された第6回 世界野球ソフトボール連盟(WBSC)定時総会において、日本ソフトボール協会副会長の宇津木妙子氏が、WBSCの最高位特別表彰である「Order of the Golden Diamond(ゴールデンダイヤモンド勲章)」を受章しました。
ソフトボール界を導いた60年の歩み
宇津木氏は、選手として日本代表で活躍した後、指導者として日本女子代表を率い、2000年シドニー五輪では銀メダル、2004年アテネ五輪では銅メダルを獲得。
その後も国内外での普及・育成活動を続け、ソフトボール界の発展に大きく貢献してきました。
2024年に競技人生60周年を迎えた宇津木氏は、長年にわたるその功績と国際的な影響力が高く評価され、今回、WBSC最高名誉「ゴールデンダイヤモンド勲章」が授与されました。
「Order of the Golden Diamond」とは
この勲章は、野球・ソフトボールの理想的な発展と革新を推進した人物や団体に贈られる、WBSCにおける最も権威ある名誉表彰です。
国際的な視野を広げ、競技の価値を高める取り組みを行ったことが評価の対象となります。
過去には、
- 上野由岐子選手(日本、2022年)
- モニカ・アボット選手(米国、2022年)
- アナ・ガブリエラ・ゲバラ氏(メキシコ、2022年)
など、世界的なレジェンドたちが受章しています。
2025年の受章者一覧
2025年の受章者は以下の通りです。
いずれも野球・ソフトボールを通じて国際的に功績を残した人物、または団体です。
- ロン・フィンレー氏(オーストラリア)
WBSC法務委員長。オーストラリア政府より法曹界と野球界での功績により勲章を授与。 - ジェフリー・クー氏(チャイニーズ・タイペイ)
CTBCフィナンシャル・ホールディングス幹部、チャイニーズタイペイ野球協会会長、アジア野球連盟会長。 - ロメル・パチェコ氏(メキシコ)
元世界チャンピオンの飛び込み選手。現在はメキシコのスポーツ庁(CONADE)長官。 - 宇津木妙子氏(日本)
日本女子代表を五輪メダルへ導いた名将。日本ソフトボール協会副会長として国際競技運営にも尽力。 - ロバート・ステフィー氏(グアム)
WBSCオセアニア地域会長。地域の野球・ソフトボール統合に尽力。
さらに、WBSC準加盟団体であるポニーリーグ(PONY League)も、
「野球・ソフトボール普及への75年にわたる献身と貢献」により特別表彰を受けました。
WBSC総会と執行理事再選
同総会では、WBSCの今後4年間の方向性を決定する選挙も行われ、宇津木氏はWBSC執行理事会(Executive Board)無任所理事(Member At-large, Softball)として再選。2014年のWBSC設立以来、これで4期連続の就任となります。
会場となったグランド・フォーウィングス・コンベンションホテル(タイ・バンコク)には、191の加盟団体と15の準加盟団体から代表者が集結。新体制の発足とともに、競技の国際的発展に向けた議論が行われました。
世界が認めたリーダーとして
今回の受章は、宇津木妙子氏が築いてきた60年の功績への賛辞であり、日本のソフトボールが世界の舞台で果たしてきた役割の証でもあります。その姿勢と情熱は、次世代の選手・指導者たちへと確実に受け継がれています。
📷 参考リンク
WBSC公式:Order of the Golden Diamond
WBSC公式:WBSC announces new Order of the Golden Diamond awardees



