勝股美咲ノーヒットノーラン達成!JDリーグ開幕戦で自身初の記録を地元岐阜で!女子ソフトボール ビックカメラ高崎

開幕戦で初の記録
JDリーグ2025開幕戦の4/12
ビックカメラ高崎の勝股美咲選手が
自身初の無安打無得点試合を達成しました。
ビックカメラ高崎は岐阜ラウンドで第二試合で大垣ミナモと対戦し9-0で勝利しました。
先発した勝股美咲投手は、大垣ミナモ打線にヒットを許さず自身初のノーヒットノーランとなりました。
地元岐阜県で
勝股美咲選手は岐阜県育ちで地元多治見西高校の出身です。勝股選手はまだ高校生の頃に女子ソフトボール日本代表(TOP)に入っていました。その頃、地元では「勝股美咲を応援する会」ができ、遠征費などのサポートをしていただいていたとのことでした。
今回開幕が岐阜県であったこと、そしてその開幕戦で先発できたことはご本人にとってもとても嬉しいことかと思います。そしてさらに自身初の記録を出せたことは、地元で応援してくれた方々への大きな恩返しになったことでしょう。
今年の目標は
今年の目標は
「決勝トーナメントで1イニングでも投げたい」
1月のイベント時にそう語ってくれた勝股選手。控えめな目標だなとその時は思いましたが、実際投手力のある強豪チームではハードルが高いことなのだと思います。同じイベントに参加していたシオノギの三輪さくら選手も昨年のプレーオフのインタビュー時にトヨタ時代はプレーオフで投げたことがなかったと言っていたことを思い出しました。
そんな勝股選手は、とても真面目で与えられた課題は確実にこなす傾向があります。しかし真面目過ぎるが故にもしかしたらその課題の枠から出ることがないのかもしれません。勝股選手の可能性は計り知れないものがあると思います。しかし決して自分からは言わないし、もしかしたら自分でも気づいていないのかもしれない。そんなことを感じた1月のイベント「虹歌ライブ2025」でした。
上野選手のことば
4/2に開催されたJDリーグプレスカンファレンス時の上野由岐子選手のインタビューでは、チームの取り組みについて「年末から選手が自発的に考えていけるような取り組みを仕掛けている」と言っていました。その話を聞いたとき、まさにこれこそ勝股選手の成長のカギになるのではないかと思いました。この時、勝股選手についての質問をしたいと思いましたが、囲み取材だったので時間の関係上私の番まで回って来ず聞けずじまいでした。
そんな上野選手は、昨年のダイヤモンドシリーズセミファイナル後のインタビューでは、「後半戦頑張ってくれた勝股にこのようなリーグ戦とは違った空気の場所での経験をしてほしいと思っている。このようなシーンで使いたいと監督が思ってくれる選手に成長して欲しい」と語っていました。
本人もダイヤモンドシリーズで投げたいと思っているし、上野選手も勝股選手に投げて欲しいと思っているということ、そしてそれを公言していることがとても大切なことのように思いました。
飛躍の幕開け
今回の勝股選手の開幕戦での自身初の無安打無得点試合は、勝股選手の飛躍の幕開けのように感じます。
虹色ソフトボールは今後も勝股選手の活躍を追っていきたいと思います。
無安打無得点試合
ビック 2140020 9
ミナモ 0000000 0
〇勝股美咲ー我妻悠香
●三堀茉莉愛、Samantha Showー岩月優衣
本塁打:藤田倭、我妻悠香、炭谷遥香(ビ)
三塁打:秦瑳桜(ビ)
無安打無得点記録
勝股美咲選手自身初の無安打無得点記録
・投球数90
・アウト内訳
三振10
内野ゴロ3
内野フライ2
外野フライ6
・出塁の内訳
四球1
※JDリーグとしては18度目
昨年の成績
勝股美咲選手2024年JDリーグ成績
登板試合数:12
勝利数:5
敗戦数:0
投球回数:51.1
奪三振:62
自責点:9
防御率:1.23
勝股美咲関連動画
勝股選手には虹色ソフトボールのインタビューや企画にも沢山出演いただいています。
勝股選手の魅力満載なのでこの機会にぜひ見返してみてください。
多治見西高校選抜優勝記念
(OGコメント)
