【フォト＆リポート】JDリーグプレーオフ第2戦 ホンダvs日立
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2023.11.12
JDリーグプレーオフ第2戦、セカンドステージのホンダvs日立戦は、2023年11/12(日)10:30から等々力球場（神奈川県川崎市）で行われました。試合は8回タイブレークの末、8-7でホンダリヴェルタが勝利しました。
電光掲示板の不具合でホンダの8番下村選手の名前が最後まで表示されず。
先攻はホンダ、日立の先発投手は長谷川鈴夏投手。
長谷川選手のエナジーカラーのイエローリボンは欠かせません。
大学時代からのルーティン。投球前に背中を叩いてもらいます。森山選手の大きな手で叩いてもらうと安心するそうです。
ホンダの先発投手はAlly Carda投手
2回裏、日立は1死1・2塁のチャンスに先日ビックカメラ戦で上野投手からサヨナラ打を決めた田内選手を代打に送りましたが得点に結びつけることはできませんでした。本業はピッチャーですが、バッターとしての貫禄もついてきました。
試合が動いたのは3回表。先頭打者7番渡邉瑞貴選手のライトオーバーソロホームランで先制。
「来た球に食らいついた結果。少し詰まったかなと思ったが気持ちとみんなの声援で入ったと思う。」
「今日はスタンドに応援に来ている妹の前でいいところが見せられた」と話していました。妹は先週のJSリーグ順位決定節で3位になったVONDS市原の渡邉双葉投手です。お互いがお互いをリスペクトしあっているとても仲の良い姉妹です。
さらに1番大工谷真波選手のツーランホームランも出てこの回3点でホンダがリードしました。
「ランナー1塁から前の打者が送れなかったことで流れが向こうに行かないよう自分の打席で変えるつもりで入った。狙い球を決めて打つバッターではないので来た球を打つことに集中している」
大工谷選手のホームラン後、日立のピッチャーは坂本実桜選手に交代。
「一瞬一瞬楽しんで、一球一球自分らしく投げた」
しかし、その裏1番杉本梨緒選手、山口みどり選手、森山遥菜選手がすべてセンター方面にヒットを放ち満塁に。5番山内早織選手もセンターへのクリーンヒットで1点を還しました。
さらに日立は5回裏に藤森捺未選手の2点タイムリーツーベースヒットで同点に追い付きました。
5回裏2死1・2塁で回ってきた打席時は「山口選手のアドバイスもあり外だけに絞って踏み込んで打ちにいった。」
「今日に向けてAlly Carda投手対策として男子ピッチャーに回転数の多い球を投げてもらい練習してきた。」と試合後のインタビューでも悔しさを噛みしめながらもチームとしてやり切ったと清々しい表情で話していました。
試合は同点のまま最終回を迎え、8回タイブレークに入りました。
8回表、9番安山涼香選手が送りバントを決めてランナー進塁。そして1番大工谷真波選手のサードゴロのファーストへの送球が逸れ1点が入りました。さらに3番木村愛選手のタイムリーで1点、そして5番長谷川優理選手のスリーランホームランが出て、この回5点と一気にリードを広げました。長谷川選手は「前の打席の反省を生かし、狙い球を絞って打席に入った。」
しかしその裏日立は諦めずに反撃。1番杉本梨緒選手の左中間へのツーランホームランで2点、さらに山内早織選手のタイムリー、HannahFlippen選手の犠牲フライで2点とあと1点のところまで詰め寄りました。
さらに山口選手もライト前ヒットで出塁！
ここでホンダバッテリー交代。信頼しているJailyn Ford選手へ託すAlly Carda選手。
さらに、山内早織選手のタイムリー、HannahFlippen選手選手の犠牲フライで1点差まで詰め寄る日立。
しかしあと一歩及ばす、ホンダ勝利！
ホンダリヴェルタが勝利し、朝霞で行われるダイヤモンドシリーズの切符を手に入れました。
MWPは、最終回でスリーランホームランを放った長谷川優理選手。武蔵小杉駅長より東急電鉄マスコットキャラクターの「のるるんグッズ」が贈られました。今回はプレーオフ会場である等々力球場（武蔵小杉駅）とダイヤモンドシリーズ会場の朝霞中央公園野球場（朝霞駅）を繋ぐ東急線×東武線のコラボ企画でした。
ファーストピッチセレモニー
ファーストピッチセレモニーは、JDリーグブランドアンバサダーの長﨑望未さん（元トヨタ）とJリーグ（サッカー）の川崎フロンターレのマスコットキャラクター「ふろん太くん」でした。
試合後インタビュー
試合後は囲み取材という形式でインタビューが行われました。
