上野由岐子イタリアCON-X 2025に参加!イタリア野球・ソフトボールイベント

イタリアの野球・ソフトボールファンにとって、今年最も期待されている「フィールド外」イベントである CON-X FIBS が、2025 年 1 月 24 日から 26 日までイタリアのリミニにあるパラコングレッシで 4 回目の開催を迎えます。

この年次イベントはイタリア野球ソフトボール連盟が主催しており、コーチ、審判、記録員、選手、マネージャー、愛好家が一堂に会し、イタリア国内外の講演と競技の最新ニュース、戦略、発展について話し合います。

このプログラムでは、豊富で多様なコンテンツが用意されています。

  • テクニカル ワークショップ: 野球、ソフトボール、Baseball5 のプレー技術、トレーニング、競技準備に関する理論的かつ実践的な洞察について。
  • テーマ別セミナー:ゲームへの心理的アプローチと、家族を含む少年少女を取り巻く環境の360度の関与というテーマ。また企業に対する規制と義務については、管理責任者に最新情報を提供しサポートします。
  • 技術革新:野球やソフトボールに応用されている最新の技術に関するプレゼンテーション。
  • ラウンドテーブル:現在の問題と分野の将来について講演者と自由に議論します。

トレーニングセッションに加えて、CON-X FIBS 2025 では数多くのネットワーキングの機会が提供されます。参加者は、業界の専門家と会い、アイデアを交換し、新しいコラボレーションを生み出すことができます。また、スポーツ業界の大手企業の展示ブースもあり、最新の機器やサービスの概要が紹介されます。

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CON-X 2025 は、日本のソフトボール投手の伝説的存在である上野由岐子氏をイタリアのリミニに迎えます。

日本のエース投手、上野由岐子選手はオリンピックチャンピオンであり、3度の世界チャンピオンでもあります。彼女は、2025年1月24日から26日までリミニのパラコングレッシで開催されるCON-X に登壇する国際的著名人の一人です。昨年のカスティーオン・ディ・ストラーダでのソフトボール世界選手権での提案から生まれ、FIBS会長マルコ・マッツィエリ氏と、同じくCON-Xに登壇する日出ずる国のソフトボール界のレジェンド、三宅豊氏 の尽力により実現した上野由岐子選手は、金曜日から日曜日まで、サラ・デッラ・ピアッツァの設備の整ったエリアにいます。 

上野選手は、1月25日土曜日の午前中にイタリアチームと共同で一般公開トレーニングを行うほか、セットアップからリリースまでのピッチ、トレーニングルーチン、若いアスリートへのアドバイスについて説明する一連のワークショップを開催します。

1982年7月に福岡で生まれた上野由岐子選手は、小学生の頃からソフトボールを始め、ピッチャーとして才能を発揮しました。優秀なコーチの指導の下、たゆまぬ努力で技術を磨き、揺るぎない決意で他の選手を出し抜きました。その努力が実り、中学、高校時代を通じて全国大会で素晴らしい成績を残しました。卒業後は実業団チームに所属し、得意の速球を披露しました。その抜群のスピードで全日本選手権や日本のプロリーグであるJDリーグで数々の勝利を収め、数々の賞を獲得しました。

日本代表チームの主要メンバーとして、彼女は世界の舞台で消えることのない足跡を残してきました。彼女の業績には、米国を破って金メダルを獲得した2008年の北京オリンピックを含むトップレベルの国際大会での勝利が含まれます。彼女の勝利は、2014年8月の第14回女子ソフトボール世界選手権、2018年8月のジャカルタでの第18回アジア競技大会でも続きました。2021年の第32回東京オリンピックでは、上野は決勝で世界を席巻する米国を破り、2回連続の金メダル獲得という激しいプレッシャーに耐え、日本のエースピッチャーとしての地位を固めました。

2024年女子ソフトボールワールドカップ(カスティオン・ディ・ストラーダ)で日本が3連覇を果たし、上野選手はMVPに選ばれました。

時速121キロに達する速球を投げる上野選手は、女子ソフトボール界で最速の投手として広く知られていますが、彼女の得意球はチェンジアップで、世界最高とよく言われています。上野選手の功績は、彼女自身と日本代表チームに並外れた名声と成功をもたらしただけでなく、世界中で女子ソフトボールの知名度を大幅に高め、新世代の選手やファンに刺激を与えました。

上野選手は30年間にわたり現役選手として活躍し、あらゆる分野の人々に良い影響を与え続けています。彼女の献身と忍耐力は、スポーツ界やそれ以外の分野で成功を収める上でこれらの資質が重要であることを証明しています。

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動画の最後に上野選手のイタリア語あり