🏃‍♀️ 小林美沙紀（SHIONOGI）JDリーグ史上初の通算50盗塁を達成！

2025年9月6日（土）、JDリーグ第10節・太陽誘電戦（宇津木スタジアム）で、SHIONOGIの小林美沙紀選手がJDリーグ通算50盗塁を達成しました。この記録は、JDリーグ史上初の快挙です。
さらに翌日には通算51盗塁目もマーク。「スピードスター」の異名にふさわしい存在感を見せました。

💫 走りでチームを引っ張るキャプテン

小林美沙紀選手は、俊足と判断力を兼ね備えた外野手（センター）。
持ち味であるスピードは攻守両面で光り、守備範囲の広さもチーム随一です。

2021年に日本リーグでデビューし、17盗塁の新記録で最多盗塁賞を獲得。
翌2022年からJDリーグに参戦し、以降も安定してチャンスを広げ続けています。

📊 小林美沙紀選手・JDリーグ年度別盗塁記録

年度	盗塁数
2022	8
2023	14
2024	14
2025	15（※第10節終了時点で51盗塁到達）
通算	51盗塁（JDリーグ史上初）

※2021年の17盗塁（日本リーグ）はJDリーグ通算には含まれません。

💪 逆境を乗り越えて

2024年シーズン後半は怪我の影響でスタメンを外れる時期もありました。しかし「守れなくても走れる」強みを活かし、代走でチームを支えました。チームは25年ぶりのプレーオフ進出を決め、小林選手もその戦いの中で精神的支柱として存在感を発揮しました。

2024年からはキャプテンを務めており、「周囲に支えられるタイプのキャプテン」として、チームメイトやスタッフの信頼を集めています。

⚡ シーズン最多盗塁記録への挑戦

現在、2025シーズン第11節終了時点で19盗塁。
リーグ最多記録は、2024年に川村莉沙選手（ビックカメラ高崎）が樹立した22盗塁。
残り6試合で記録更新も十分に狙える位置につけています。

チームのリードオフマンとして、そしてキャプテンとして、小林選手の快足はこの先もJDリーグをさらに熱くしていくでしょう。

🌈 終わりに

通算50盗塁という節目を史上初で成し遂げた小林美沙紀選手。
その背中には、走るたびにチームの希望をつなぐ思いが込められています。
これからも、彼女の一歩一歩がJDリーグの歴史を塗り替えていくはずです。

写真提供：Takao