特別な始球式
2022年5月28日~29日、JDリーグ第8節北九州ラウンドが北九州市民球場(福岡県)で開催され、その際にとても感動する始球式がありましたので紹介致します。
1日目の第一試合(ホンダvs東海理化)の始球式(ファーストピッチセレモニー)は、多くの人に感動を与える特別な始球式でした。バッテリーで参加した地元スポーツ少年団「津田ソフトボールクラブ」の岩本 実千瑠(みちる)くんは捕手として参加しました。実は、実千瑠くんの弟さん笑偉士(えいと)くんは先天性の心臓病で闘病中です。笑偉士くん(4歳)は現在一時退院中であり、お兄さんの勇姿を見せてあげたいと病院の先生からお申し出があり、タカギ北九州の坂森さんの調整ご尽力により、先生同伴の元、応援に駆けつけてくれました。JDリーグがかかげる社会に笑顔をという理念、またタカギ北九州の地域に貢献したいと言う思いから、急遽イベントが企画されました。ファーストピッチ前のインタビューでMCより、実千瑠くんと笑偉士くんの紹介がされました。ファーストピッチ後、笑偉士くんには両チームのキャプテンからサインボールが贈呈され、笑偉士くんを囲んで両チームの選手がマウンドに集まり、記念撮影が行われました。さらに、第二試合の両チームのキャプテンも笑偉士くんの元へ激励訪問し、サインボールの贈呈と記念撮影が行われました。
小さな体で病と闘う笑偉士くんを笑顔にしてあげたいという強い思いでこの日の選手たちは試合に臨みました。そして地元のタカギ北九州は、見事に今年初の2連勝で、笑偉士くんや地域の方々を笑顔にすることができたことでしょう。
また、日立の那須キャプテンは、笑偉士くんと対面した日の夜のミーティングで言葉を詰まらせながらチームメイトに「私たちが今、ソフトボールができることはあたりまえではない。自分達がプレーすることで元気を与えることができる。私達にはそれができるから。」と伝えられたそうです。その言葉がみんなの心に響き翌日の勝利に繋がったとのことです。(栗田コーチ談)
今回、急な申し出に臨機応援に対応し、さらにチームやメディアにも協力依頼をされた運営ディレクターの梶原さんの行動力は本当に素晴らしかったです。心から感謝申し上げます。ありがとうございました。

















