【JDリーグ2026】“言葉”が未来をつくる 新体制で始まる覚悟のシーズン

「ソフトボールで社会に笑顔を」

変わらないこのミッションのもと、
JDリーグは新たな一歩を踏み出した。

2026年4月2日、プレスカンファレンス。
そこにあったのは、ただの開幕前イベントではない。

一つひとつの言葉が、“これからのJDリーグ”を形づくる時間だった。

ソフトボール経験者の司会が
紡いだ空気

司会を務めたのは、TBSアナウンサー・古田敬郷。

小学生時代にソフトボールを経験し、野球へと進んだ経歴を持つ。

そのバックグラウンドがあるからこそ、
選手たちの言葉に丁寧に寄り添う進行が印象的だった。

会場全体が、競技への理解とリスペクトに包まれていた。

TBSアナウンサー・古田敬郷氏

新代表理事・井原敦氏が示した“軸”

新たに代表理事に就任した井原敦氏。

その言葉はシンプルでありながら、力強かった。

  • JDリーグ5年目の節目
  • 世界最強の女子ソフトボールリーグへ
  • ミッションは変わらない

特に印象的だったのは、
「ユニフォームを着替えて世界へ」という言葉。

JDリーグの選手たちは、
それぞれのチームのユニフォームを脱ぎ、
日の丸を背負い世界の舞台へ立つ。

そして2026年は、
ロサンゼルスオリンピックへとつながる重要な一年でもある。

リーグと世界が確かにつながっていることを、
改めて強く感じさせるメッセージだった。

新たに代表理事に就任した井原敦氏

パートナーと共に歩むリーグの価値

JDリーグを支えるパートナーの存在も、改めて語られた。

  • ニトリ(タイトルパートナー)
  • ミズノ(オフィシャルパートナー)
  • LINEヤフー(DXパートナー)
  • スポーツナビ(配信パートナー)

中でも、株式会社ニトリパブリック・山口章常務の言葉は象徴的だった。

「お値段以上の体験と感動を届けてほしい」

さらにニトリの成功の5原則
「ロマン・ビジョン・意欲・執念・好奇心」

この言葉はそのまま、
今のJDリーグに求められている姿そのもののようにも感じられた。

株式会社ニトリパブリック・山口章常務

レギュレーション変更が
もたらす“変化”

2026シーズンは競技面でも大きな変化がある。

  • 1チーム29試合(地区21+交流戦8)
  • 4会場同時開催・1日2試合制復活
  • 勝率で順位決定

そして最大の変更はポストシーズン。

これまでの複雑なワイルドカード制度を廃止し、
各地区2位〜4位が進出するシンプルなトーナメント方式へ

👉 これは明確に
「より分かりやすく、より盛り上がる」ための改革

©️JD.LEAGUE

5周年――“広がる楽しみ方”

5周年を迎えるJDリーグは、観戦体験の幅も広げる。

  • 限定キャップ・フェイスタオル
  • 選手プロデュースグッズ(受注販売)
  • イラストレーターりおた氏とのコラボ

単なる観戦ではなく、
“関わる楽しさ”を生み出そうとしているのが伝わってくる。

©️JD.LEAGUE

DX化―LINEチケット導入の意味

今年から導入されるLINEチケット。

  • LINE友達追加で購入可能
  • 当日券より600円お得
  • 試合開始2時間後まで購入可

さらにLINEヤフーは、
リーグ運営そのものを支えるDXにも関与。

「この試合数規模のリーグチケット販売は日本初」

これは単なる便利さではなく、
JDリーグが“次の時代のリーグ”へ進んでいる証でもある。

LINE ヤフー株式会社 小用圭一氏

選手たちの言葉――
それぞれの覚悟

この日の主役は、やはり選手たちだった。

色紙に書かれた“個人目標”。
パネルに掲げられた“チーム目標”。

そのどれもが、飾らない本音だった。

印象的な言葉

  • 上野由岐子:「臨機応変」
  • 後藤希友:「日本一のために全力を尽くす」
  • 笠原朱里:「日本一、三冠」
  • 須藤志歩:「三冠(首位打者・本塁打・打点)」

そして多くの選手に共通していたのは、
“個人タイトルとチーム勝利の両立”

これは、
個の力とチームの力が高いレベルで求められている証でもある。

©️JD.LEAGUE
©️JD.LEAGUE 後藤希友選手 戸田中央

©️JD.LEAGUE 笠原朱里選手 日立

©️JD.LEAGUE 須藤志歩選手 豊田自動織機

坂口智隆新理事の言葉が示す
未来

野球界から新たに加わった坂口智隆氏。

そのメッセージは、外の視点だからこその強さがあった。

「このスポーツをもっとメジャーに、もっと身近にしたい」

「選手が誇れる場所、子どもたちが夢を描けるリーグに」

JDリーグは今、
競技の枠を超えた“価値の拡張”に挑戦している。

©️JD.LEAGUE 坂口智隆理事

世界へつながる2026年

今年は国際大会も控える。

  • 7月:ワールドカップ予選(ペルー)
  • 9月:アジア競技大会(安城)
  • 11月:日米対抗(名古屋・沖縄)

JDリーグは、
そのまま世界へとつながる舞台でもある。

まとめ

  • JDリーグは新体制で5年目へ
  • レギュレーション変更でよりシンプルに
  • DX・グッズ・演出で価値拡張
  • 選手たちの言葉がシーズンを象徴

今回のプレスカンファレンスで最も印象に残ったのは、
やはり“言葉”だった。

派手な演出ではなく、
一人ひとりが紡ぐ言葉の積み重ね。

その中にあったのは、

  • 覚悟
  • 責任
  • 感謝
  • そして未来

だった。

この日語られた言葉は、
すぐに消えていくものではない。

シーズンが進む中で、
何度も思い出される“原点”になるはずだ。

そしてその答えは、
これから始まる一試合一試合の中で証明されていく。

©️JD.LEAGUE