関東≪ミニ国体≫2022

今年の関東ブロックミニ国体は、東京都で開催されました。
台風の影響で一日順延となり、8/14(日)から3日間開催されました。

注目の成年女子は、その一週間前に「日米対抗ソフトボール大会」で日本代表として活躍した選手が多く揃っている群馬県が第一代表を獲得しました。初戦で群馬県に敗れた神奈川県は敗者復活戦で勝ち上がり、第二代表を獲得しました。

試合結果は、下記の通りです。

(更新記録)
8/28 少年男子追加
9/14 成年男子追加

成年女子結果

第一代表:群馬県
第二代表:神奈川県

今年の本国体は、栃木で開催されるため、地元枠の栃木県(Honda)は予選には参加していません。

群馬県vs神奈川県(成年女子)1回戦

群馬県は、ビックカメラ高崎主体+太陽誘電(原田のどか・中溝優生の2名)のチーム構成。13名中8名が日本代表。
対する神奈川県は、日立単独チーム。今年代表入りした坂本結愛や東京2020金メダリストの清原奈侑がいる。

先発は、群馬県は濱村ゆかり、神奈川県は初回に交代があり事実上の先発投手は田内愛絵里。
試合は、群馬県の猛攻撃で9-0で群馬県が勝利した。
4回表、3番原田のどかの先頭打者ホームランで先制し、さらに2死から7番工藤環奈がレフト前ヒットで出塁すると続いて8番我妻悠香がライト前タイムリーを放ち、この回2得点。
5回表から神奈川の投手は佐藤真咲に交代。先頭打者1番市口侑果がレフト前ヒット、2番松本怜奈が送り、3番原田のどかは四球で1・3塁となる。そこで4番中溝優生がレフト前タイムリーで1点、5番内藤実穂がライトオーバースリーランでこの回一挙4得点と大きく突き放した。最終回にも中溝優生、炭谷遥香の連打から7番工藤環奈のライトオーバースリーランで3点を追加した。

一方神奈川県は、2番唐牛彩名が2安打、3番杉本梨緒、5番清原奈侑が1安打。最終回は1死満塁のチャンスも生かせず、濱村ゆかりの好投に完封されるという結果となった。

好投した濱村ゆかり投手(群馬)

スリーランを放った工藤環奈選手(群馬)

今大会ではキャプテンを務めた高瀬沙羅選手(神奈川)

この試合2安打の唐牛彩名選手(神奈川)

東京都vs神奈川県(成年女子)1回戦

埼玉県が前日に棄権したため没収試合となり、7-0で東京都の勝利となる。
埼玉県は、戸田中央が主体+城西大学、淑徳大学、東京国際大学、東京女子体育大学からも補強しており、ユニークなチーム構成になるはずだった。今回、コロナ陽性患者が出たとのことで、残念ながら棄権となった。

千葉県vs茨城県(成年女子)1回戦

千葉県は、VONDS市原、茨城県は筑波大学、日本体育大学、山梨学院大学他の混合チーム。
千葉県は、2回表に4番小林かな実がセンター前ヒットで出塁し、犠打を繋いで生還し先制する。また、5回表には7番金野友香のライト前ヒットから、1番増田マリアのレフトオーバータイムリーツーベースでさらに1点を追加する。
しかし、その裏(5回)山梨県は、6番吉岡美海(筑波大学)、7番小野瀬真帆(山梨学院大学)、8番代打星野希子(筑波大学)の連打で1点を還し、1番林祐希(日本体育大学)のレフトオーバータイムリーツーベースが2打点となり逆転に成功する。さらに6回裏には、4番川村莉緒(元日本体育大学)のレフト越えソロホームランで1点を追加し、4-2で勝利した。

茨城県チームには筑波大学から4名が参戦。筑波大学は、今年創部以来初のインカレ出場とのことで注目して欲しい。日本体育大学、山梨学院大学も出場するインカレ(大学女子ソフトボール選手権大会)は、9/17~9/19まで愛知県安城市で開催される。

また、川村莉緒選手を調べていたところ、数ある経歴の中で興味深い記事を見つけたので、添付しておく。
NTS(全国女子ジュニア育成中央研修会)
当時中学生のジュニアJAPAN。メンバーは後藤希友選手、勝股美咲選手等今ではトップ代表として活躍するメンバー達が揃っている。

東京都vs群馬県(成年女子)2回戦

東京都は日本体育大学単独チーム。
群馬県は、初回1番市口侑果の左中間ツーベースヒットから4番中溝優生のセンター越えツーランホームランで2点を先制。
しかし、東京都は4回表に5番松苗和奏のライトオーバーソロホームランで1点を還す。さらに5回表には7番野上あすか、8番佐藤くるみの連打後、2番伊波蘭の犠牲フライで同点に追い付く。試合はタイブレークとなるが8回裏、東京都は2者連続故意四球の満塁策を取るが、6番炭谷遥香の犠牲フライが決まり、東京都がサヨナラ勝ちした。


中溝優生選手のホームランからのVサイン(群馬県)

サヨナラ犠牲フライを打った炭谷遥香選手(群馬県)

ホームランを打った松苗和奏選手(東京都)

同点犠牲フライを打った伊波蘭選手(東京都)
※TOYOTAの伊波菜々選手の妹さん

同点ランナーホームイン!(東京都)

チーム東京都

山梨県vs茨城県(成年女子)2回戦

山梨県は、山梨学院大学単独チーム。茨城県は筑波大学4名他日本体育大学や対戦相手の山梨学院大学のチームメイトを含む混合チーム。

初回、山梨学院は4番田中愛花のレフトオーバースリーランホームランで3点を先制。さらに6番秋山萌香、7番神林碧莉子の連続二塁打で1点を追加。
山梨は、3回にも1点を追加し、4回には、5番中込楓のタイムリーツーベースヒット等でさらに4点を追加し、5回までに10得点と猛攻撃をした。

対する茨城県は、5回裏に6番吉岡美海(筑波大学院)の左中間超えソロホームランで1点を還し、さらに7番小野瀬真帆(山梨学院大学)、9番安楽彩乃(筑波大学)の二塁打で1点を追加するが、5回までの得点差をコールドで敗戦となる。

山梨県vs群馬県(成年女子)第一代表決定戦

群馬県の先発は、日本代表の勝股美咲(ビックカメラ高崎)、山梨県の先発は勝田日菜子(山梨学院大学)
群馬県は、2回裏先頭打者の5番内藤実穂のセンター越えソロホームランで先制。続く3回にも3番原田のどかのライトオーバーソロホームランで1点を追加した。

しかし、山梨県も5回表に9番中込向日葵、2番大山秋歩のセンター前ヒットで1点を還す。
日本代表8名を率いる強豪群馬県としてはヒヤリとした場面。
5回裏に2番松本怜奈(ビックカメラ高崎)のライトオーバーツーランホームランで得点差を広げ、4-1で群馬県が勝利し、第一代表権を獲得した。

先制ホームランを打った内藤実穂選手(群馬県)

2点目となるホームランを打った原田のどか選手(群馬県)

勝負を決めた2ランを打った松本怜奈選手(群馬県)

第一代表を決めた群馬県

2安打の中込楓選手(山梨県)

タイムリーを打った大山秋歩選手(山梨県)

山梨県の得点シーン

山梨県チーム

神奈川県vs埼玉県(成年女子)敗者復活1回戦

神奈川県vs茨城県(成年女子)敗者復活2回戦

千葉県vs東京都(成年女子)敗者復活2回戦

東京都vs神奈川県(成年女子)敗者復活2回戦

神奈川県vs山梨県(成年女子)第二代表決定戦

少年女子結果

第一代表:山梨県
第二代表:東京都

群馬県vs埼玉県(少年女子)1回戦

東京都vs茨城県(少年女子)1回戦

山梨県vs千葉県(少年女子)1回戦

埼玉県vs東京都(少年女子)2回戦

山梨県vs神奈川県(少年女子)2回戦

東京都vs山梨県(少年女子)第一代表決定戦

群馬県vs茨城県(少年女子)敗者復活1回戦

群馬県vs神奈川県(少年女子)敗者復活2回戦

埼玉県vs千葉県(少年女子)敗者復活2回戦

神奈川県vs千葉県(少年女子)敗者復活2回戦

東京都vs千葉県(少年女子)第二代表決定戦

成年男子結果

第一代表:千葉県
第二代表:埼玉県

茨城県vs群馬県(成年男子)1回戦

埼玉県vs神奈川県(成年男子)1回戦

東京都vs山梨県(成年男子)1回戦

群馬県vs埼玉県(成年男子)2回戦

千葉県VS東京都(成年男子)2回戦

埼玉県vs千葉県(成年男子)第一代表決定戦

茨城県vs神奈川県(成年男子)敗復1回戦

東京都vs神奈川県(成年男子)敗復2回戦

山梨県vs群馬県(成年男子)敗復2回戦

東京都vs群馬県(成年男子)敗復3回戦

埼玉県vs群馬県(成年男子)第二代表決定戦

少年男子結果

第一代表:神奈川県
第二代表:茨城県

群馬県vs埼玉県(少年男子)1回戦

千葉県vs神奈川県(少年男子)1回戦

東京都vs山梨県(少年男子)1回戦

群馬県vs神奈川県(少年男子)2回戦

東京都vs茨城県(少年男子)2回戦

茨城県vs神奈川県(少年男子)第一代表決定戦

千葉県vs埼玉県(少年男子)敗者復活1回戦

東京都vs千葉県(少年男子)敗者復活2回戦

山梨県vs群馬県(少年男子)敗者復活2回戦

群馬県vs千葉県(少年男子)敗者復活2回戦

千葉県vs茨城県(少年男子)第二代表決定戦