【試合結果】ビックカメラ高崎vsトヨタ 開幕戦 ≪JDリーグ≫

2022.3.28 MON 19:00 天候:晴れ ナイター

JDリーグ
2022年開幕戦
球場名:ZOZOマリンスタジアム
(千葉県千葉市)

ビックカメラ高崎 vs トヨタ (ハイライト

1234567R
トヨタ00000011
ビックカメラ高崎00000000

MWP:下山絵理(インタビュー

勝利投手:〇モニカ・アボット
敗戦投手:●濱村ゆかり

本塁打
三塁打
二塁打バッバ・二クルス(トヨタ)
トヨタ投手 後藤希友、三輪さくら、○モニカ・アボット捕手 切石結女
ビックカメラ高崎投手 ●濱村ゆかり捕手 我妻悠香

スターティングメンバー

打順守備
位置

番号
右R
左L
選手名
1D48Rバッバ・ニクルス
2816L伊波奈々
361L石川恭子
433R下山絵理
5410L鎌田優希
6911L石野江里佳
7725L山田柚葵
8220R切石結女
9524L亀田栞里
FP118L後藤希友
打順守備
位置

番号
右R
左L
選手名
1426L市口侑果
2923L藤本麗
3310R内藤実穂
4D6R藤田倭
522R我妻悠香
663L工藤環奈
7518R炭谷遥香
8811L松本怜奈
971L片岡美結
FP115R濱村ゆかり


試合詳細

【1回表】トヨタ

アウトランナー打順選手名内容投手
1ニクルス四球濱村
1塁2伊波サードゴロ濱村
2塁3石川(盗塁+エラーでランナー3塁)四球濱村
1・3塁4下山(盗塁2・3塁)セカンドフライ濱村
●●2・3塁5鎌田三振濱村

【1回裏】ビックカメラ

アウトランナー打順選手名内容投手
1市口ショートゴロ後藤
2藤本ピッチャーゴロ後藤
●●3内藤セカンドゴロ後藤

【2回表】トヨタ

アウトランナー打順選手名内容投手
6石野サードフライ濱村
7山田ショートゴロ濱村
●●8切石三振濱村

【2回裏】ビックカメラ

アウトランナー打順選手名内容投手
4藤田ショートゴロ後藤
5我妻三振後藤
●●6工藤センターフライ後藤

【3回表】トヨタ

アウトランナー打順選手名内容投手
9亀田三振濱村
1ニクルス四球濱村
1塁2伊波四球濱村
1・2塁3石川サードゴロ三塁アウト濱村
●●1・2塁4下山三振濱村

【3回裏】ビックカメラ

アウトランナー打順選手名内容投手
7炭谷レフト前ヒット後藤
1塁8松本サード前バント後藤
2塁9片岡セカンド内野安打後藤
1・3塁1市口(3塁走者市村)サードゴロ(エンドランホームアウト)後藤
●●1・3塁2藤本ショートゴロ後藤

【4回表】トヨタ

アウトランナー打順選手名内容投手
5鎌田レフト前ヒット濱村
1塁6石野ファーストゴロ2塁アウト濱村
1塁7山田ライト前ヒット(リーグ初)濱村
1・2塁8切石四球濱村
満塁9亀田三振(→テンポラリーランナー)濱村
●●満塁1ニクルス三振濱村

【4回裏】ビックカメラ

アウトランナー打順選手名内容投手
3内藤ショートゴロ後藤
4藤田ショートゴロ後藤
●●5我妻四球後藤
●●1塁6工藤三振後藤

【5回表】トヨタ

アウトランナー打順選手名内容投手
2伊波サードゴロ濱村
3石川四球濱村
1塁4下山三振濱村
●●1塁5鎌田ライト前ヒット濱村
●●1・2塁6石野ショートフライ濱村

【5回裏】ビックカメラ

アウトランナー打順選手名内容投手
7炭谷ショートゴロ三輪
8松本ファーストフライ三輪
●●9片岡ショートゴロ三輪

【6回表】トヨタ

アウトランナー打順選手名内容投手
7山田ファーストゴロ濱村
8切石三振濱村
●●9亀田→長谷部陽香三振濱村

【6回裏】ビックカメラ

アウトランナー打順選手名内容投手
1市口三振アボット
2藤本三振アボット
●●3内藤三振アボット

【7回表】トヨタ

アウトランナー打順選手名内容投手
1ニクルスライト前ツーベースヒット濱村
2塁2伊波ピッチャー前送りバント濱村
3塁3石川サードゴロ濱村
●●3塁4下山センター前タイムリーヒット1点!濱村
●●1塁5鎌田ピッチャーゴロ濱村

【7回裏】ビックカメラ

アウトランナー打順選手名内容投手
4藤田ショートゴロアボット
5我妻三振アボット
●●6工藤→山内早織サードファールフライアボット

試合終了

試合動画はこちらから

試合後記者会見
↓↓↓↓↓

島田利正チェアマン

Q:開幕戦を終えて

島田:感慨深いものもあるがまだまだ始まったばかりでこれからだと思う。とりあえずスタートが切れた。ホットしている部分と不安と両方。期待と不安をいだきながら一歩ずつ前へ進めたらいいなと思う。

Q:運営について

島田:こうしたら良かった等は多々ある。開始前からかなり多くあり逆にそれがないといけない。

Q:イベントについて

島田:JDリーグは元選手も含めて選手が宝物。オリンピアンも大勢来てもらい、他チームの選手にも参加してもらった。国家斉唱も元選手。これがJDリーグらしさであり、JDリーグらしさが出ていてよかったと思う。

Q:JDリーグの見て欲しいところは?

我々はWowと言っているが驚きやワクワクを体験して欲しい。選手の笑顔、はつらつとしたプレーを見て欲しい。

Q:スポナビでは累計23万人視聴とのことだがその手ごたえは?

島田:まだ把握していなかった。あいさつ回りばかりで試合も見ていない。しかしすごく嬉しい。

Q:来場者数6502人については?

島田:試合始まる前からもっとこうすればよかったと思うことも多々ある。来ていただいたお客さんにはありがたく思っている。もっと貪欲にいけたんじゃないかと思う。発信も含めてもっとできた。

Q:月曜夜開催について

島田:いい方向に働かせていくようにしていかなければいけないと思っている。今日の反省点を生かしたい。

岩渕有美監督(ビックカメラ高崎)

Q:試合を振り返って

岩渕:新しいリーグの初戦。いいスタジアムでやらせてもらえ、いろんなイベントがある中でどうやって試合に入っていけるか考えていた。初めてだったので、はじめはかみ合わなかったが、試合をやっていくうちにみんなが勘を取り戻し、負けたけれど今年のチームの戦いは少し見えてきた。29試合の中の1試合なのでここで答えが出たわけではない。私の中で方向性が少し見えてきた。今年は16人という少ない人数でどう1点をとるかが課題。今日はその1点が遠かった。

Q:改善方法は?

岩渕:初めて試合に出るメンバー、移籍メンバーもいる。練習しかない。

Q:チームの雰囲気は?

岩渕:若いので前面に若さを出して、ベテランとの融合をしていきたい。

Q:ナイターは?

岩渕:ナイターに慣れていないのでどちらかと言えば昼の方がいい。しかし月曜の夜に見てもらうことは初めてなので与えられた環境の中でファンの人を増やしていきたい。

Q:濱村投手への評価は?

岩渕:すごく丁寧に投げていた。立ち上がりの部分で入り方にかわいそうな部分はあったが、投げながらしっかり自分のリズムで投げれていたと思う。

Q:炭谷選手の初ヒットは?

岩渕:嬉しかった。

内藤実穂選手・藤田倭選手(ビックカメラ高崎)

Q:開幕戦を迎え試合を振り返って

内藤:負けたけどチャンスはあった。得点ができなかったのは敗因だが、いい課題ができたので今後に繫がる。

藤田:新しいチームとして一発目のゲームで課題の残る試合。結果を出さなければいけない人が今年のチームははっきり決まっている。その中で自分たちの役割を考えながら次のゲームに繋げていきたい。経験者も多いのでそこが中心になって次の試合に繋げていきたい。

Q:チームの雰囲気は?

藤田:(山本)優さん達が抜けたが内藤や我妻も主軸としている。これから経験する選手もいる。チーム力としては決して弱いチームではない。やるべきことを考えながら戦っていければいい。

内藤:経験の少ない選手が多く昨年と違った戦い方になる。長打力は落ちるがソフトボールはそれだけではないというところを見せていきたい。

Q:今日の試合で見つかった課題

内藤:投手力は厚みがある。打撃や守備の面で、向こうはチャンスをものにした。うちも負けないように数少ないチャンスをものにできるようにしたい。

藤田:投手力は濱村を中心に安定したゲームになっている。自分自身もそこにうまく入っていきたい。打撃は経験者が引っ張っていけるように。若手の勢いもすごくある。試合を重ねるごとに思い切ったプレーが出てきたらいいと思う。

Q:ナイターについて

藤田:新しい席が増えていたり、7時からのゲームということで仕事を終えてからプロ野球を見る感覚で見に来て欲しい。思っていたより多くのお客様が入っていたことですごく新鮮でこの熱が続けばいいと思った。

内藤:無観客も経験している中で大勢のお客さんが入って選手としてモチベーションも上がるし、楽しかった。

Q:ここを見て欲しいところは?

内藤:長打力よりは繋いで足を使って新しい戦い方を見せていきたい。

藤田:スピード感やニューフェースを見て欲しい。私達もチームの主軸としてしっかり結果を出すところを注目して欲しい。内藤が打って藤田が打って、我妻が打って市口が打つという流れになるといいなと思う。

Q:打線2安打だったが開幕戦特有の硬さがあった?

藤田:いや、後藤投手、アボット投手だったり、三輪投手も全日本に入っているメンバー。打てなかったけれども収穫することが多かったのでネガティブには思っていない。結果が出ていないにでそこを追求しなければいけないが、試合は前半20試合と長く続いていくので前向きにとらえていきたい。

我妻悠香選手・濱村ゆかり選手(ビックカメラ高崎)

Q:試合を振り返って

濱村:JDリーグがスタートしてどうしても勝ちたい試合だったが勝てなくて悔しい気持ち。

我妻:オフシーズンが明けて試合のために練習してきた。お客さんが入った中で試合ができて私達も楽しかったし、これから試合が増えていく中で成長していきたい。

Q:ナイターについて

我妻:私達は全日本の国際試合でナイターゲームは多い。オリンピックもそうだった。国際試合のためにも国内リーグでもナイターゲームをやることはいいこと。ボールが見えにくいのは選手達も感じていると思う。今日も目が慣れるまで感じた。日本国内で練習していき国際大会で強くなるためにもすごくいいことだと思う。

濱村:ナイターは嫌いではない。暗いのが好きなので楽しかった。

Q:今日の自身の投球についての評価は?

濱村:探りながら一球投げていた。ボールが多くても失投はしないように意識して投げていた。簡単に点を与えなかったのはよかった。

Q:イニング間での上野選手との会話は?

濱村:投げはじめは自分のリズムにするのが難しいので、ボールが増えてもいいので投げながら丁寧にと。さすが上野さんだと思った。一球一球丁寧に投げることがゲームを作ることだと思うのでそれを意識した。

Q:チームの雰囲気は

我妻:若手も増えて移籍メンバーが入ったので、常勝チームの雰囲気を伝えたり、今日のような劣勢の試合を勝っていくのがうちのチーム。まずは経験したことのないメンバーも経験することはいいこと。そういう試合にもまれながら最後11月にしっかりチームが一つになったらいいと思う。

濱村:私もそう思う。

Q:年代は中堅くらいなったと思うが

濱村:自分も若い時は緊張していた。移籍で入ってきた子や若くて試合出ている子も緊張すると思うので、カバーできるところは自分達カバーできるよう考えながら試合をしていきたい。

Q:次の試合に向けての改善点

濱村:自分達らしい戦い方で若さもある中で経験のある先輩もいるのでチームひとつになって精一杯戦っていきたい。

我妻:次の試合で勝って勝ちゲームをみんなで経験していくことが大事。チーム一丸になって頑張っていきたい。

Q:JDリーグ開幕戦で先発と告げられた時の思い

濱村:試合を任せてもらえるのは嬉しいこと。チームが勢いがつくような試合が作れるように準備してきた。

Q:地元千葉について

我妻:千葉の方は優しい方が多くて、あたたかい言葉をかけてくれる。育った場所なので応援してくれる方がたくさんいるので結果に出したいなと楽しみにしていた。

Q:完投はいつぶり?

濱村:覚えていない。

Q:4回は満塁から二者連続三振だったが球種は?

濱村:亀田選手がライズ、 ニクルス選手がストレート。

Q:7回に下山選手に打たれたときの球種は?

濱村:下山選手にはストレート。 あとちょっとだけコースがいけてたら抑えられてた。そこが悔しかった。

Q:得られたことは?

濱村:一試合の中で最初の立ち上がりや、失点してはいけない場面で失点してしまったり、一試合投げて経験したからこそできることがあったので一試合が反省になった。

Q:昨年最優秀防御率を獲って今年変えたいところは?

濱村:コントロール。変化球の質を求めていきたい。ボール球を振らせたりなど今日は満足できなかった。これからやっていきたい。

Q:今日のリード面での配球は?

我妻:トヨタもメンバーががらりと変わったので、試合が始まらないとわからなかった。若いけれど勢いがあるバッターが多く、しっかりボールをついてくるイメージだったので、ホームランだけはないようにという配球を心掛けた。

Q:最後のバッターについて

我妻:そこに落ちることも予測できたし、バッターの狙い球も予測していた。防げることはあった。試合は今日だけではないので、これからもそのバッターを打ちとるために毎試合が続いているので、打たれたことを反省して次の試合に臨みたい。

馬場幸子監督(トヨタ)

Q:試合を振り返って

馬場:素晴らしい環境の中で試合をやれせていただけることに感謝します。なかなか点を取れなかったがそれでも選手たちが攻めてくれた。

Q:勝利が決まったときの気持ちは?

馬場:選手たちが本当によくやってくれた。気持ちを切らさずにやってくれたことがよかった。

Q:チームの雰囲気は?

馬場:一回から若い選手が多いが声を出して、やってくれ7回まで続けてくれた。

Q:改善点は?

馬場:今日の中で課題はない。これから戦いが続くので相手を知ることも大事。

Q昨シーズンから変わったことは?

馬場:そんなに変わったことはない。トヨタ自動車はチームでしっかり戦うという伝統の元戦ってくれた。

Q:先発後藤投手は?

馬場:経験の少ない選手が多かったので、ここへ来るまで50試合やってきた。しっかりと先発いってもらうよと本人にも伝えたしっかりとバッターを見ながら、なかなかああいう場面で自分のボールをコントロールすることは難しいがよくやってくれた。コーチ陣としっかりプランを立てて今日のような組み立てになった。

Q:今後見て欲しいところは

馬場:3人の投手が中心になった守りがすごくよかった。攻撃は足を絡めた攻撃ができたらいいなと思う。

Q:これから28試合の投手陣の起用について

馬場:3人とも先発あるよと言ってある。誰が先発、中次ぎ、抑えは変わってくる。

Q:新しい三遊間について

馬場:人工芝のバウンドが早かったりするがミスもなくしっかりアウトを取ってくれた。

Q:選手に言ってきたこと

馬場:思い切ってやろうと一番に言ってきた。バットを振ることも守備も思い切ってボールをとりにいくことも。今日はそれを実践してくれた。

Monica Abbott選手(トヨタ)

Q:試合を振り返って

アボット:とてもいい舞台でいいエネルギーをもらった。

Q:今日のピッチングは?

アボット:6回に入ったときちょっと緊張していた。ストライクをとって流れをつかんだ。三振で流れをつかんだ。オフェンスにいい流れを作れた。ダグアウトに戻った時にそれができたと思った。

Q:後藤・三輪のピッチングは?

アボット:トヨタはタイプの違う投手が3人いて、3人とも先発できるのが強み。

Q:ここを見て欲しいところは?

アボット:自分はライズボールが強み。スピードとライズを楽しんでみてもらいたい。

下山絵理選手・鎌田優希選手(トヨタ)

Q:試合を振り返って

鎌田:新リーグの開幕戦ができるのは2チームのみわくわくしていた。始終明るく元気に流れを作れた。粘り強く最後下山が打ってくれた。

下山:若いレッドてりあーずになった。常に攻め続ける攻撃ができた。

Q:ヒットの瞬間は?

下山:チャンスで凡打していた。最後の4打席目は絶対点をとるんだという強い気持ちで入った。

鎌田:ネクストで見ていた。そろそろ打ってくれると信じていたので打ってくれてよかった。

Q:チームの雰囲気は?

鎌田:若くて元気明るさ、挑戦できる。練習試合から作ってきた。勝ちにつながった。

下山:キャプテンを中心に経験の少ない選手にたくさんアドバイスしてくれるキャプテン。ついていける。

Q:4番について

下山:緊張もあったし昨年は悔しかったが自分が決めるという強い気持ちで入った。

Q:見て欲しいところは?

下山:フルスイングとパンチ力を生かしたバッティング

鎌田:個人的な目標はベストナイン。注目して欲しいのは守備。こだわりをもっている。日本一の守備を目指している。ソフト会の菊池選手と言われるように。キャプテンとして引っ張っていく。

Q:三打席で修正したところは?

下山:追い込まれたら高めでつられていた。4打席目はつられる前にファーストストライクから狙っていこうと思っていた。

切石結女選手・後藤希友選手(トヨタ)

Q:開幕戦を終えて試合を振り返って

切石:トヨタがチャンスが作っている中でも点がなかなか取れない厳しい試合だったが後藤が踏ん張ってくれたので、守備から攻撃へという流れができたので良かったと思う。

後藤:二・三塁になった場面で今までは打たれることが多かったのでこれはもうだめだと思いかけたが、前を見たら切石さんが来いという顔をしていたにで思い切って投げることができた。お互いいい形で集中できていたのでいい感じで試合を進められた。

Q:イニング間に話していたことは?

切石:バッターの反応や今日はインコースが使えるねとか次の回どうしようかと準備をしていた。

Q:後藤投手の今日の投球は?

切石:一球一球とても集中していた。一本ホームラン打たれたらそこで勝負が決まる試合だと思っていたと思う。いいピッチングだった。

後藤:相手がビックカメラということもありいつも以上に気をはっていた。初回からいい流れがあった。一番は3回の守備で0点におさえれらたことがチームに流れをもってこれた。今日だけ自分をほめたい。

Q:開幕戦を迎えるにあたり考えていたことは?

切石:かなり試合数もこなしてきて、後藤の特徴や配球もばれていると思う。どういくか何回もすり合わせた。そんな中でどう攻めていこうかと考えとにかくがんがん攻めることを考えた。開幕まではずっとそんな話をしていた。

Q:開幕投手について

後藤:どちらかというと不安の方が大きかった。ビッグ戦での悪いイメージが残っていたが、不安もあったが今日はいい形で、緊張感もいい感じであった。やったろうぜと話もしていたので、それが実現できた。

Q:チームの雰囲気は?

切石:昨シーズンまで出てなかった選手が出たり、上が抜けたり不安はあったが、それが逆にチャンス。私たちに失うものはない。攻め続けることしかない、チームの認識のもとで試合に入ることができた。失敗してもみんなで盛り上げたり、チャンスで点が取れなくても次いこうと声かけたりできたのでそこが強み。

後藤:一言で表すとこのチームはザ・元気。今年は結束力があるので一致団結して戦いたいと思う。

Q:ここを見て欲しい

切石:今年のチームは守備からリズムを作るのがとても大事なチーム。まずはバッテリーから三人で抑えて攻撃に繋げる。

後藤:今年も0点で抑えて1点取って勝つという流れを作りたい。昨年度はチーム全体として防御率0点台だったので個人としても昨年の防御率を上回る結果を出したい。

Q:今回ZOZOでナイター開催し従来より華やかだが、どのように受け止めているか?

切石:昨年はオリンピックでソフトボールが盛り上がった。その盛り上がりで来てくれることは予想できたので、その盛り上がりを続けるように試合に臨んだ。

後藤:オリンピック以来の注目してもらえる試合だったと思う。開幕は久々に人がこんなに入った。ZOZOは最高だった。楽しかった。

Q:今シーズン新グローブをSNSで紹介していたと思うが、今日はなぜ使ってなかった?またグラブのコンセプトは?

後藤:TWICWのザイオンちゃんが好き。可愛すぎて使いたかったがこの方(切石選手)に止められた。なので今日はハロウィンカラーのを使った。以前10秒バズイートというテレビ収録で一発で決めると言ったら一本決めて次に決められなくて時間オーバーしたときに言われた言葉。一球あてたくらいで気抜いたらあかんのよ、が印象的。とてもかわいいと評判のグローブなので近々公開したい。

Q:ロッテジュニア時代のZOZOの思いでは?

切石:ロッテジュニア時代の記憶があまりないがすごいという記憶はあった。競技は違うがまたここに戻ってこれて、地元で試合ができてよかった。

Q:リーグを盛り上げるために思うことは?

切石:お客さんを楽しませるのが私たちプレーヤーの仕事。楽しくない試合は見てても楽しくないと思うので、まずは私たちが楽しむことやっていきたい。私たちが盛り上がればお客さんにも伝わると思うので、心からソフトボールを楽しみたい。

後藤:JDリーグを通じて、小中学生がこのリーグでプレーしたいと思ってもらえるよう、私たちは全力でプレーする。試合を重ねていくうえで、テレビや現地で見てる方がソフトボールをもっと見たいと思ってもらえるよう、変わらず全力でぷれーしていきたい。

記者会見終了