日本代表、W杯前最後の実戦へ!アメリカの新興サマーリーグ「The League So Cal」で3連戦

女子ソフトボール日本代表は、WBSC女子ソフトボールワールドカップ・グループステージB(ペルー)へ向かう前にアメリカ・カリフォルニア州へ立ち寄り、現地で3試合のエキシビションマッチを行う。
対戦の舞台となるのは、大学生・大学院生を対象としたサマーリーグ「The League So Cal(以下、The League)」。
2021年に誕生した新しいリーグながら、全米トップクラスの現役カレッジ選手が集まる育成リーグとして年々注目を集めている。
W杯開幕を目前に控えた日本代表にとって、本番前最後の実戦となる。
試合日程(日本時間)
| 日時 | 対戦カード |
|---|---|
| 7月7日(火)10:00 | JAPAN 9-0 ALL STAR |
| 7月8日(水)10:00 | JAPAN 1-2 ALL STAR |
| 7月9日(木)10:00 | JAPAN 1-0 MEXICO |
会場:アメリカ・カリフォルニア州サイプレス
LIVE配信
全試合ライブ配信あり(有料)

「The League So Cal」とは?
The Leagueは、大学ソフトボールのオフシーズンとなる夏に開催されるサマーリーグである。
大学や大学院に在籍する現役選手を対象とし、秋から始まる新シーズンへ向けて実戦感覚を維持・向上させることを目的として2021年に創設された。
新型コロナウイルス禍で失われた実戦機会やコミュニティの再建を目的に、わずか14人の選手でスタート。現在は累計500人以上が参加するリーグへと急成長し、2026年で6シーズン目を迎えている。
NCAAとは異なる「サマーリーグ」
The League最大の特徴は、大学対抗戦ではないことである。
春に行われるNCAAでは、それぞれの大学を代表して全米一を目指して戦う。
一方、The Leagueでは大学の垣根を越え、様々な大学の選手がシャッフルされてチームを編成。学校の勝敗ではなく、選手一人ひとりの成長を目的としたリーグとなっている。
試合は主に週末に開催され、平日はトレーニングやワークアウトを実施。大学コーチとも連携しながら、選手の競技力向上やメンタル面の強化を図っている。
全米トップクラスの大学選手が集結
サマーリーグとはいえ、その競技レベルは非常に高い。
参加資格は現役の大学・大学院生アスリートに限定されており、NCAA DivisionⅠを中心としたトップ選手が数多く参加している。
主な参加大学は、
- オハイオ州立大学
- オレゴン大学
- ワシントン大学
- UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)
- カリフォルニア大学バークレー校
- アイオワ大学
- ミシガン州立大学
- カリフォルニア州立大学フラトン校
- ハワイ大学
- カリフォルニア大学サンタバーバラ校
など。
このほかにも西海岸を中心に50校以上の大学から選手が集まり、100名を超えるロスターでリーグが運営されている。
12チームが参加
2026年シーズンは12チームで開催されている。
スポンサー企業の名前を冠したチームに加え、地域名や独自名称を持つチームも参加している。
| チーム名 | 概要 |
|---|---|
| BJ'S RESTAURANTS | アメリカの人気レストランチェーン |
| RAISING CANE'S | チキンフィンガー専門のファストフードチェーン |
| BSN SPORTS | 全米大手スポーツ用品ディーラー |
| CALIBER COLLISION | 自動車修理サービス大手 |
| IMPACT | スポーツアパレルブランド |
| MEXICO | メキシコ代表・国際交流チーム |
| CAL COAST | 南カリフォルニアを拠点とするチーム |
| SO CAL | 南カリフォルニアを拠点とするチーム |
| OC RAVENS | 南カリフォルニアを拠点とするチーム |
| SURGE | リーグオリジナルチーム |
| DISTRICT 12 | リーグオリジナルチーム |
| THE SANDLOTS | リーグオリジナルチーム |
2025年までは10チームだったが、今季から12チームへ拡大されるなど、年々規模を拡大している。
リーグ戦では独自ルールも採用
The Leagueは選手育成を目的としているため、通常のソフトボールとは異なる独自ルールも採用している。
リーグ戦では4回以降に特殊なシチュエーションを設定し、プレッシャーのかかる場面での判断力や実行力を鍛えるカスタムルールを導入。試合の勝敗だけでなく、状況に応じたプレーの質も評価されるユニークなシステムとなっている。
ただし、日本代表が出場するエキシビションマッチではこの特別ルールは採用されず、通常の国際ルールに近い形式で試合が行われる予定。
W杯へ向けた重要な前哨戦
日本代表はこの3試合を終えると、そのままペルーへ移動し、7月14日に開幕するWBSC女子ソフトボールワールドカップ・グループステージBに臨む。
世界一奪還を目指す日本代表にとって、現役トップカレッジ選手との実戦は、本番へ向けた最後の調整の場となる。
近年急速に発展を続けるアメリカの新興サマーリーグと、日本代表との真剣勝負にも注目したい。




